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いすみ「岬郵便局」、岬庁舎跡地に移転 地域を支える拠点に

いすみ市岬庁舎跡地に移転した岬郵便局

いすみ市岬庁舎跡地に移転した岬郵便局

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 岬郵便局移転開局式典が5月12日、岬郵便局新局舎(いすみ市岬町長者)で開催され、新局舎での業務が始まった。

新局舎を見学するいすみ市長と松崎局長

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 同局は1872(明治5)年、同市岬町長者で岬郵便局の前身である長者町郵便局として業務を開始。50年ほど前から長者町駅から徒歩5分の場所にある長者町商店街内の局舎で業務を行っていたが、建物の老朽化に伴い今回移転した。

 いすみ市岬庁舎跡地に新築した新局舎は広い駐車場を備え、道路から局舎までの急な坂を避けるスロープを設置。植栽はそのまま生かした。窓口のカウンターテーブルは、地元家具店「大丸Noiz」協力の下、地元杉の間伐材を活用した。

 太田洋いすみ市長はあいさつで、「岬郵便局は歴史があり、岬地区の中心的な存在。『近くにあってほしい』という市民の声も多かった。この場所はいすみ市岬庁舎の跡地として市民にもなじみがあるのでは。サービスだけではなく地域のコミュニティー拠点としても機能してもらえたら」と期待を寄せた。

 松崎実幸岬郵便局長は「庁舎の跡地に新局舎を構えることができ、大変感謝している。いすみ市とはさまざまな取り組みを一緒に行っているが、今後も地域を支える拠点として精進していきたい。身近になった局舎を多くの人に利用してもらえたら」呼びかける。

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