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いすみ「大原はだか祭り」 4年ぶり開催へ

前回開催の様子(写真提供いすみ市役所)

前回開催の様子(写真提供いすみ市役所)

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 いすみ市内・旧大原町エリアで五穀豊穣とたいりょうを祈願する「大原はだか祭り」が9月23日、4年ぶりに開催される。

大原はだか祭りの様子(いすみ市役所提供)

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 同祭りは旧大原町エリアの大原地区、東海地区、浪花地区が合同で開催する大規模なもので、例年8万人以上が集まるという。

 上半身裸の担ぎ手がみこしを担いだまま海に入り、荒波の中で数社のみこしがもみ合う「汐ふみ」と、約1キロの大原中央商店会に各地区のみこしが集まる「商店街渡御」のほか、大原小学校(いすみ市大原)校庭に集まった各地区のみこし担ぎ手たちが別れを惜しみ、「若けもんども 別れがつらい会うて別れがなけりゃよい」とうたい合う「大別れ式」の3つの見どころがある。

 起源は江戸時代。約170年前の天保年間に遡るという。もとは8月13日~15日に開催していたものが、改暦によって1873(明治6)年から9月23日~25日となり、1913(大正2)年からは現在の9月23日・24日の2日間にわたり行われるようになった。

 千葉県で行われた国民体育大会で「はだか祭り」を披露したことから、その勇壮さが全国に知れ渡り、メディアなどで取り上げられるようになり、大原地域の祭りから一躍全国区の知名度を得て多くの人が集まる祭りになった。

 23日、大原地区では8時30分に鹿島神社に参集し法楽を施行。10時には浪花小学校に集合する。東海地区・浪花地区では午前中に各地区でのみこし渡御「村廻り」を行い、10時をめどに浪花小学校に集まる。

 13時30分から五穀豊穣の祈願祭、14時30分から大漁祈願を行った後、大原海水浴場で「汐ふみ」。17時には北町の酒蔵「木戸泉」付近に集まり「商店街渡御」が始まる。18時に大原小学校校庭で「大別れ式」が始まり、22時まで自由渡御が続けられる。

 翌24日も各地区で午前中から「村廻り」を実施。17時から商店街渡御、18時から「大別れ式」を行う流れになっている。

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