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高校生発案「タコ唐サンド」、いすみ「港の朝市」で販売 40分で売り切れ 

「港の朝市」開場から40分で用意したサンドイッチが完売した

「港の朝市」開場から40分で用意したサンドイッチが完売した

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 千葉県立大原高校、一宮商業高校、大多喜高校の生徒らが考案したオリジルレシピのサンドイッチ「タコ唐サンド」が12月29日、「港の朝市」(いすみ市大原)で販売された。

当日は高校生が店頭に立ち接客を行った

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 千葉県が進める「課題探究型キャリア教育ゼミ」の一環で、近隣3校が合同で取り組み、商品化したタコ唐サンド。昨年5月から話し合いを進め、地域の魅力ある食材を探し、レシピを考案。港の朝市など地域のイベントで出張販売している「umihanabase」が協力し、10月のお披露目会を経て、今回初めて販売した。

 「港の朝市」は毎週日曜に大原漁港で開かれている。地元産の農産物や海産物、加工品を販売する店が並び、県外からも多くの人が訪れにぎわう。同商品は、大原漁港で水揚げされたタコの唐揚げを大原高校の農園で生徒が育てたブロッコリーと一緒に、同市内のパン店「grain」のパンに挟んだ。

 当日は、生徒らが直接店頭で販売。それぞれ分担して、チラシや看板を作り売り場を盛り上げた。朝から長い列ができたため、当初の予定よりも15分早く開場したが、多くの客が買い求め、用意した50食は40分で完売した。「umihanabase」店主の細川彩実さんは「毎週出店しているが、こんなに早く売り切れたことがないので驚いている」と話す。

 大原高校2年の竹下穂乃花さんと齋藤莉帆さんは「多くの人に興味を持ってもらえてうれしい。特に地元の食材を使っていることに興味を持っている人が多かった。接客は緊張したが、とても楽しかった」と話していた。

 同商品は今後、第4日曜の「港の朝市」での販売を予定する。

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