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勝浦中央商店会で街を歩く「宝探し」イベント 若手メンバーが盛り上げ

商店街に店を構えるメンバーから成る勝浦中央商店会。昨年は縁日を開催した

商店街に店を構えるメンバーから成る勝浦中央商店会。昨年は縁日を開催した

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 クイズを解き商店街に隠された宝箱を見つける「リアル宝探し トレジャーマップ」が4月26日、勝浦市中央商店街で始まる。

参加者には抽選で商店会に関連した賞品が当たる(写真提供=勝浦中央商店会活性化委員会)

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 勝浦中央商店会とかつうら朝空マーケット実行委員会、企業や自治体向けのイベント・アプリ制作を手がけるタカラッシュの共同企画で、2022年に初めて開催。今回は3年ぶり2回目。

 同商店会は、商店街の活性化を目的に2000年、勝浦中央商店街活性化委員会を発足後、2004年に設立。商店街に店を構えるメンバーを中心に縁日や「ハロウィーンウオーク」、「なりきりおひなさま」など、さまざまなイベントを企画している。近年では若い世代の店主や経営者も増加し、積極的に商店街の活性化に関わっている。今回「この企画が毎年恒例のイベントとして、街ににぎわいをもたらすきっかけになるにはどうすればいいか」をテーマに話し合いを重ね、準備を進めたという。

 同イベントは、参加者が参加キットの冊子に書かれたクイズを解き、商店街に隠された宝箱を見つけるもの。全ての宝箱の中に書いてある答えを用紙に記入し、応募箱に投函すると抽選で市内のホテルペアチケット、精肉店の肉セットや魚の干物、商品券など同商店会に関連した賞品が当たる。

 参加キットの配布、応募箱の設置は三日月シーパークホテル勝浦、KAPPYビジターセンター、MUGEN、中村米店、しぎ商店、スパイスコーヒーハウス、EDOYA、佃煮近江屋、夢てらすみよまつ、綿長、由基屋精肉店、旅館松の家、八百金青果店など計13カ所。

 昨年Uターンを機に、街の活性化に携わるようになった同商店会協力理事の嶋津美佳さんは「同会に入って1年もたっていないが、今まで街の活性化に尽力してきたメンバーや街の人たちのサポートのお陰で、楽しく活動ができている。これからも新しいことや長く続く企画を皆で考えていきたい。今回もぜひ多く人に参加してもらえたら」と話す。

 同商店街でコーヒーショップを営む同会理事の紺野雄平さんは「当企画は、新しく入った若い商店会メンバーにとって初めてのイベント。若い視点を取り入れたからこそ、新しい客層にも勝浦の良さを感じてもらえたらうれしい。春の暖かい陽気の中、子ども大人も楽しみながら街を歩いてもらえたら」と参加を呼びかける

 受付時間は9時~17時。参加無料。6月30日まで。

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