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いすみ「港の朝市」で夕市 初の盆踊り大会も 

盆踊り大会を企画した最首典彦さんと横山正樹さん

盆踊り大会を企画した最首典彦さんと横山正樹さん

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 毎週日曜日に開かれる「港の朝市」から派生したイベント「港の夕市・盆踊り大会」が8月14日、大原漁港荷捌(さば)き所(いすみ市大原)で開催される。

毎週2000人以上でにぎわう大原漁港の「朝市」

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 開催のきっかけは「港の朝市」に出店している「咲屋(わらや)」店主の最首典彦さんが、昨年同市の岬地区で開催された「みさき盆盆フェスタ」に出店したことだった。かつて大原地区では地域の神社の境内や公民館、文化センター敷地内、大原海岸などで盆踊りが開催されていたが、コロナ禍の影響で2019年を最後に開催されなくなった。最首さんは「地域の人が大勢集まって盆踊りしている姿を見て、この風景を港で見てみたいと思った」と話す。最首さんが同じ「港の朝市」出店者である「とと庵」の横山正樹さんに盆踊り大会の開催について相談したところ、快く協力を申し出てくれたという。

 同市観光協会に長く所属していた横山さんは豊富な人脈を活用し、踊り手や櫓(やぐら)、ステージ設営などの手配に奔走。チラシやポスターなども地域の協力を得て準備を進めた。

 当日は「港の朝市」と同様に大原漁港で水揚げされた海鮮や地元食材を使った料理を提供する店が並び会場を盛り上げる。盆踊りは17時に開始。横山さんは「地域の人たちに喜んでもらいたい。子どもたちが大勢集まって盆踊りを踊ってもらえたら」と話す。

 最首さんは「先祖供養としての日本文化である盆踊りの意味を子どもたちに知ってもらいながら地域交流を深めたい。浜の高齢者が外出するきっかけ、帰省している若者と地元の若者が交流する場になれたらうれしい。ゆくゆくは花火大会を復活できたら」と意気込む。

 開催時間は15時~20時。入場無料。雨天中止。

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