
日本国内で有数のイセエビ漁獲量のある大原漁港荷さばき所(いすみ市大原)で8月24日、「港の朝市いすみイセエビ祭り」が始まった。
会場ではイセエビの丸焼きが行われ、来場者が次から次へと購入していった
毎週日曜日に「港の朝市」が開かれている同会場。イセエビ漁が解禁となり、漁のピークを迎える8月~9月には毎年、朝市内で「イセエビ祭り」が開かれる。今年で7回目。今年は8月10日に開始予定だったが雨天中止となり、この日が初日となった。
会場では、イセエビの丸焼きやイセエビ汁などを販売する店が並び、場内はイセエビの香りに包まれた。イセエビ以外にも郷土料理の「なめろう」や「マダイのから揚げ」なども販売。旬の味覚を求めて多くの来場者でにぎわった。
会期中限定で設けられる「イセエビのつかみ取り」では、水槽に放たれたイセエビを柄の長いトングで自由に選んで取ることができる。取ったイセエビは市場価格よりも割安に購入できる。担当の古谷三夫さんは「訪れる人は皆、価格を見て『安い』と言う。市場価格に比べると1キロあたり1,000円程度安いのでは」と話す。埼玉県草加市から訪れた佐藤隆成さんは「イセエビを取るのが難しかったが面白かった」と話していた。
同朝市協同組合の出口幸弘代表理事は「イセエビのつかみ取りを目的に来場したお客さまもいて手応えを感じている。今後漁獲が上がる時期になるので、盛り上がりに期待したい。地域の人口減少は経済縮小につながるが、観光化を図ることで地域経済に貢献できるような取り組みに挑んでいきたい」と意気込む。
今後の開催日は、8月31日、9月7日・14日・28日。開催時間は8時~12時30分。入場無料。