「かつうらビッグひな祭り」のメイン会場の一つ遠見岬神社(勝浦市浜勝浦)で2月25日、雨の日のパネル展示が行われた。
石段に合わせて設置されたパネル。ひな人形が並んでいるように見える
かつうらビッグひな祭りは毎年2月下旬~3月3日に開催される祭りで、期間中、勝浦市内のさまざまな場所にひな人形が並ぶ。60段の石段に約1800体のひな人形が並ぶ遠見岬神社の「階段びな」は、撮影スポットとして人気で、連日、長蛇の列ができる。夜はライトアップも行う。
階段びなのひな人形は、毎日、地域のボランティアが集まり、一つずつ並べ、終了時間になると片付ける。雨の日はひな人形の展示は行わないが、15年ほど前に「雨の日に訪れた人にも楽しんでもらえたら」との思いから、ひな人形が描かれたパネル展示を開始。石段に合わせパネルを設置しているため、遠くから見ると実際に人形が並んでいるように見える。
商店街に店を構える洋品店「せきとく」の関政司さんは「昨年は、天候が良く全期間、ひな人形を並べることができたので、パネル展示は2年ぶり」と話す。この日は雨と風が強く、人の姿はまばらだったが、訪れた人が撮影を楽しむ様子が見られた。17時になると近隣の商店街の店主らボランティアが集まり撤収を開始。重しを外し一枚ずつパネルを取り外した。パネルには番号が付けられ、設置の際にスムーズに作業がしやすいよう工夫を施しているという。
関さんは「毎年の恒例行事。毎日、天気を見てひな人形かパネルかを決め設置している。雨の日でも楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
展示時間は9時~19時(雨天時のパネル展示は10時~17時)。3月3日まで。