大多喜の特産品タケノコの旬の時期に合わせ「大多喜マチルシェ」が4月25日、大多喜県民の森(大多喜町大多喜)で開催された。
火加減を見ながら常にかき混ぜる。釜の深さは80センチ(写真提供=Yellow) )
同イベントは「大多喜町で輝く女性のハッピーが見つかるマルシェ」を掲げ、地域のにぎわい創出を目的に開催。夏祭りなど季節に応じたテーマを設け、今回、同町の特産品タケノコの時期に合わせ「たけのこ祭り」を開催した。
主催者の三上絢香さんは「地元の人から毎年、大多喜産タケノコの宣伝のため都内に大釜を運び、タケノコ汁を振る舞っていると聞いた。大釜は直径2メートル、深さ80センチあり、最大1万食作ることができる。地域でも活用し、地元の人にも知ってもらう機会になればと思い企画した」と話す。
当日は、会場内に大釜を設置。約100リットルのお湯を沸かし、用意したタケノコをゆでて、「タケノコ汁」を作った。食材を準備した「ばばちゃん工房」代表の渡辺きみ子さんは「前日に皆でタケノコを掘った。100キロのタケノコを収穫したが、食べられるのは30キロほど。新鮮なタケノコはアクが少ないため、下処理の必要がなくそのまま使える」と話す。
会場には朝から大勢の人が集まり、珍しそうに大釜の様子を見学。「タケノコ汁」を待ちわびる列ができ、当初予定していた時間よりも早く提供を始めた。タケノコがたっぷり入ったタケノコ汁を食べた来場者からは「おいしい」との声が聞かれ、お代わりする人もいた。会場内には子どもが楽しめる体験ブースや雑貨の販売ブース、キッチンカーなども並び、ゆっくりと過ごす人の姿も見られた。
渡辺さんは「大勢の人に喜んでもらえて良かった。今年は雨が少ない影響かタケノコの収穫量が全体的に少なく、間もなく時季も終わってしまう。天候によって旬の時期が前後するのでイベントに合わせてどれだけ用意ができるかは分からないが、またできたら」と期待を込める。