暮らす・働く

勝浦で「まち歩き」 地元住職がガイド、地域おこし協力隊との交流も

勝浦商店街にある「由基屋精肉店」。佐々木さんと店主は長い付き合い

勝浦商店街にある「由基屋精肉店」。佐々木さんと店主は長い付き合い

 勝浦商店街を歩き、空き家や地域資源に触れる交流会「まち歩き&一日スナック」が4月25日に開催された。

「今井魚店」の店主は佐々木さんの同級生。地域住民ならではの情報も

[広告]

 勝浦市内にある妙海寺住職の佐々木教道さんが進める「お寺がつなぐ空き家再生プロジェクト」の一環。佐々木さんは「地域の人や檀家から、空き家に関する相談が数多く寄せられるようになった。宗教の枠を超えて『地域のハブ』として役に立てないか考えた」と話す。現在、学生寮を活用したコミュニティーアパートの開設に向けて準備を進めており、今回、プロジェクトに共感した約20人とまち歩きと交流会を開いた。

 当日は、地元出身者の佐々木さんのガイドで勝浦商店街を約1時間ほど散策。「この物件は最近空き家になったばかり」「元々宿をやっていた」「この店の店主は同級生」など地元ならでは視点で案内。参加者は熱心に耳を傾けながら、まち歩きを楽しんだ。

 交流会会場の「イシイ時計NEXT」は2016(平成28)年、レンタルキッチン・スペースとしてオープン。月に1度、地元の料理好きな主婦が集まり「おばんざいbar」を営業する。今回、地元食材を使った「おばんざいプレート」を提供した。神奈川や埼玉など県外からの参加者のほか、勝浦に移り住んだ人や2拠点居住者、地域おこし協力隊員も加わり、料理を味わいながら交流した。

 ガイドとして企画に関わった勝浦市地域おこし協力隊員の岡部ららさんは「移住というとハードルが高いが、まずは勝浦を知り少しずつ関わりを持っていきたいという声が多かった。地元である勝浦をよく知る佐々木さん、移住したばかりの協力隊、勝浦に興味がある参加者の3者が自然と混じり合うすてきな時間だった。今日が関わり合いの一歩になったのでは」と振り返る。

 佐々木さんは「近年、移住や二拠点生活に関心を持つ人が増えてきている。旅と暮らしの『間』を受け止める場所として、関わることから始められる拠点を目指せたら」と意気込む。

 次回は5月16日、体験型プログラムを予定する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース