御宿町内で11月18日、秋の企画展「ONJUKU まるごとミュージアム」が始まる。
御宿町内全体を一つのミュージアム空間に見立て、地元住民や観光客に同町の魅力を発見し、楽しんでもらうことを目的に行う同企画。同町では約10年ぶりの開催となる。
期間中、同町内の商店や宿泊施設など約30カ所を「里山のぽーっとギャラリー」「町なかのふーっとギャラリー」「海辺のぼーっとギャラリー」の3つのゾーンに分ける。土産店「シーガル」では「御宿町の今と昔の写真展」、岩瀬酒造内にあるギャラリー「AMA」では海女の写真を展示するほか、地酒「岩の井」の無料試飲と販売、鈴木靴店の駐車場では町内外から集まった「絵付き川柳あんどん」50基を展示する。あんどんは夜間ライトアップを行う。
21日は、同町新町の「皇帝ヒマワリ・皇帝ダリアの花畑」で童謡「月の沙漠」や昔懐かしい歌を参加者全員で歌う合唱イベントが行われる。23日は同所で「芋煮会」と「里芋・皇帝ヒマワリの苗販売」を行う。
御宿ネットワーク事務局の内山浩さんは「川柳あんどんは初めての試みのため、形になるまで大変だった。アートギャラリー『AMA』では御宿ネットワークのおもてなし上手なメンバーがおもてなしをする。素人が作った川柳あんどんは内容がクスッと笑えるもの。町内のギャラリーを巡って楽しんでいただければ」と話す。
11月26日まで。