いすみ古民家シェアハウス「星空の家」(いすみ市能実)が現在、入居者を募集している。
同施設は築150年の古民家をリノベーションしたシェアハウス。管理人は2011年に東京からいすみ市に移住した三星千絵さん。シェアハウスを始めたきっかけは「もっと田舎らしく地域の人と関われる生活をしたい」「自分に何ができるのか」を考えていたときに東京のシェアハウスで暮らす友人たちに出会ったのがきっかけ。三星さんは「人が人を呼び、自然と輪が広がるシェアハウスっていいなと思った。そう思っているところに、この物件に出会い活用することを決めた」と話す。
2014年12月には併設の納屋を活用した図書スペース「星空の小さな図書館」をオープン。地域の人たちにシェアハウスが浸透していないことや、より気軽に立ち寄ってほしいと思ったのがきっかけで始めた同スペース。古民家シェアハウスの住人や地域の住民などが本を持ち寄って同スペースを作ったという。
同シェアハウスは19畳のフリースペース、9畳の台所、風呂・トイレが共用部分となっている。個室は5部屋。そのうちの空き部屋で1カ月の古民家暮らし体験ができる。敷地内には畑や裏山もあるという。
三星さんは「いきなり古民家暮らしにチャレンジするのは大変なので、初めての古民家暮らしに向いている。リフォームしているので住みやすい。興味のある方は併設の図書スペースにフラッと立ち寄っていただき検討していただければ。実際に図書スペースを利用して、話をした後に入居を決めた人もいる」と話す。
期間は2018年3月までの希望の1カ月。条件として、古民家で猫を飼っている、運転免許証必須、面接有り。応募・問い合わせはホームページより受け付ける。