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外房薬剤師会、災害時情報共有システム「eST-aid」運用開始 医療機関、スマホで共有

外房薬剤師会、災害時情報共有システム「eST-aid」運用開始  医療機関、スマホで共有

災害時情報共有システム「eST-aid」

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 千葉県外房薬剤師会が6月1日、災害時に開いている医療機関・薬局がスマホで確認でき、迅速な人命救助を支援するシステム「eST-aid」の運用を開始した。

 同薬剤師会は2012年に長生(ちょうせい)地区と夷隅(いすみ)地区の薬剤師会が合併。同会は外房エリアの長生郡(一宮町・白子町・長正村・長南町・長柄町・睦沢町)、茂原市、夷隅郡(大多喜町・御宿町)、いすみ市、勝浦市の3市8町村の会員で構成されている。会員薬局は110店舗。

 災害時情報共有システム「eST-aid」は、被災したエリアの地域薬剤師会がよりスムーズに、効果的に救援活動を行えるようにと開発されたもの。薬剤師の地位向上を目指すエスト(台東区)と公益社団法人江戸川区薬剤師会が共同で開発した。発災後、薬剤師は「薬剤師会災害対策本部」「救護所」「薬局」のいずれかで活動するが、それぞれの立場・状況に応じて活用できる機能が備わっている。同システムはパソコン、タブレット、スマートフォンのいずれも閲覧可能。

 同システムは熊本地震の際にも活躍した移動薬局車両「モバイルファーマシー」でも活用でき、関東で唯一保有している千葉県八千代市薬剤師会にも採用されている。モバイルファーマシーと同システムを導入している薬剤師会との連携機能も備える。

 薬剤師会では、災害時に会員の安否や薬局の被災情報を確認する必要があるため、現在安否確認を行うシステムはほかにもある中が、薬局の被災情報を収集・発信する手段はなく、同薬剤師会ではシステムが導入されていなかったという。同システムでは、会員薬局が被災状況を報告することで、薬剤師会として薬局の被災状況を確認できるほか、一般市民にも発信できる点が評価され、今回運用を開始した。

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