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いすみ鉄道「い鉄揚げ」がリニューアル 買って、食べて、応援呼びかけ

現在も運休が続くいすみ鉄道だが、グッズ販売を積極的に行っている

現在も運休が続くいすみ鉄道だが、グッズ販売を積極的に行っている

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 いすみ鉄道のオリジナルグッズ「い鉄揚げ」が6月10日、リニューアルした。

新パッケージには、黄色い列車と桜、菜の花を描く

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 「い鉄揚げ」は、揚げせんべいをタレに絡めたしっとりタイプのぬれ揚げ煎餅。発売開始から15年以上がたつが、「いすみ鉄道の定番土産」として多くの人に親しまれている。2021年には千葉県優良県産品に選ばれた。

 今回、煎餅の形が花形から丸形に変わり、パッケージのデザインを刷新した。いすみ鉄道の吉田貴文さんは「い鉄揚げは、当社オリジナルグッズの中でも一番人気の定番商品。今までは『キハ52』車両が描かれたパッケージだったが、車両の引退に伴いリニューアルした。皆で『いすみ鉄道らしさ』を考え、さまざまな意見を出し合いながらデザインを考えた」と振り返る。新パッケージには黄色い列車と桜と菜の花を描いた。

 味はしょうゆ味とカレー味の2種。期間限定でソース味も販売する。「しょうゆ味が一番人気。カレー味は『ビールのおつまみに合う』という声も聞く」と吉田さん。

 積極的にオリジナル商品の開発に取り組んでいる同社。吉田さんは「子どもには、列車の形のしたペンケースやキーホルダーなどが人気。ハンカチや手ぬぐいなども土産の定番。企業とのコラボレーション商品も多く、月に1度のペースで新商品を発売していた時もあった」と話す。

 同鉄道は、昨年10月に発生した脱線事故の影響で現在も運休が続く。現在、大原駅~大多喜駅間で2027年秋ごろまでに運行再開を目指し復旧作業が続いている。「現在列車に乗ることができないが、売店では多くのグッズを取り扱っている。グッズを購入いただくことが支援につながる。買って、食べて、応援してもらえたら」と呼びかける。

 価格は1袋400円。大原駅売店、大多喜駅窓口、大多喜町観光本陣のほか、オンラインストアでも取り扱う。

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