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大多喜「二十八市」最終回 20周年で一区切り、「たけのころっけ」完売

葵の会のメンバーと「二十八市」に何度も出演したフォークソンググループ「おやゆび姫」

葵の会のメンバーと「二十八市」に何度も出演したフォークソンググループ「おやゆび姫」

 「第44回二十八市(にっぱちいち)」が4月29日、大多喜城下通り商店街(大多喜町久保)で開催され、20年の歴史に幕を閉じた。

当日は、大多喜町の特産品タケノコ入り「たけのころっけ」を求める人で長蛇の列ができた(写真提供=Yellow)

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 主催は葵の会。企画立案者で葵の会副部長の久慈あつ子さんは「当会は、地元のお母さんたちが集まり活動している。私のように地元で生まれ育った人もいれば、結婚を機に移り住んだ人もいる。地域を盛り上げるために自分たちでできることを考え、イベントを始めた。イベント名は、かつて2月28日に開かれていたひな人形が並ぶ『ひないち』、地元の祭りの開催日9月28日に由来し、二十八市(にっぱちいち)と名付けた」と振り返る。同イベントは2006(平成18)年2月に初開催し、春秋の年2回、開催を続けてきた。

 「当会は30人ほどメンバーがいるが、高齢化が進んでいる。年々準備も大変になっており、昨年の秋は開催を見送った。いつの間にか終わってしまうより、区切りをつけようと最後の開催を決めた」と久慈さん。

 当日はコーヒーや雑貨を販売する店や、竹灯籠作りの体験ブースなどが商店街の軒先に並んだ。同会も、大多喜町の特産品のタケノコを使った「たけのころっけ」を販売した。

 久慈さんは「地域の特産品のタケノコで何か商品ができないかと考えた。いろいろと試作したが、タケノコを使ったコロッケの評判が一番良かった。2008(平成20)年ごろに販売を始めたが、毎回大変人気で、今回は最後なので800個を準備した」と話す。当日は、販売開始前から列ができ、11時の開始から列が途切れることなく、用意したコロッケは13時に完売した。町内から来場した女性は「最後だと聞いて買いに来た。買えてうれしい」と話していた。

 特設会場では、フラダンスやよさこいのパフォーマンスも披露。同イベントに何度も出演したフォークソングバンド「おやゆび姫」が最後を締めくくると会場からは拍手が沸き起こった。

 久慈さんは「多くの人に支えられて開催を続けてこられた。感謝の気持ちでいっぱい。今後は、また違った形で地域の手助けができれば」と前を向く。

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