蒸留所併設の薬草園 「mitosaya薬草園蒸留所」 (大多喜町大多喜)で4月25日・26日の2日間、「mitosayaオープンデー」が開催された。
「mitosaya薬草園蒸留所」代表の江口宏志さんと 山本祐布子さん(写真提供=Yellow)
2015(平成27)年に閉園した約1万6000平方メートルの薬草園を引き継ぎ、2017(平成29)年にオープンした同蒸留所。現在は約500種の植物が育つ薬草園と、ボタニカルブランデーなどを製造・販売する蒸留所を併設する。ガーデンツアーや蒸留所見学のほか、ショップ「YA」では蒸留酒や加工品を販売するほか、「MI」では瓶の回収など循環の取り組みを紹介する。オープンデーは蒸留所開設後、小規模で毎月開いていたが、現在は年に1度のペースで開催している。
当日は内房から南房総まで房総各地で活動する36の生産者や加工者が集い、園内にブースを構え、地域の素材を生かした商品を販売。ワークショップやトークイベント、園内ツアーなど体験企画も行い、植物や土、香りなどの要素に触れる機会を提供した。
代表の江口宏志さんは「今回のテーマは房総。これまでのネットワークを通じて内房エリアはKURKKU FIELDS、南房総エリアはAMBESSA & naemeに呼びかけてもらい多くの出店者が集まってくれた。単なるマーケットにとどまらず、学びや気付きを得られる場を重視した」と話す。
内房エリアから参加した KURKKU FIELDSの新井洸真さんは「房総の仲間として参加できてうれしい。今回、房総の素材を持ち寄り鹿の生ソーセージやフランクを共同開発した。今後の展開につなげていけたら」と話していた。
運営に関わった大多喜町地域おこし協力隊員の森川健人さんは「過去最多の出店者数で準備や設営は大変だったが、その分周遊できるエリアが広がる魅力を感じる」と話す。
江口さんは「この日に向けて、敷地内の土を活用して、スタッフ皆で新しい店として「filsol」を作り上げた。新店を知ってもらいながら、ここで生まれた取り組みを今後さらに広めていけたら」と意欲を見せる。
ショップの営業は金曜~土曜の10時~17時。春~秋の時期は金曜に植物を育てる活動「FARMING FRIDAY」も行う。