大多喜町立西小学校(大多喜町松尾)の5年生児童が4月30日、地域の田んぼを活用した田植え体験を行った。
目標の線に沿って田植えを着実に進めていく子どもたち(写真提供=Yellow)
同校では、田んぼを活用し春の田植えから夏の草取り、秋の収穫、冬のわらを使った「お飾り作り」まで、四季を通して農業と自然に触れる体験学習を実施。毎年、同校近くの農家・関等さんの田んぼで開催している。
当日は同校5年生15人、特別学級生2人、特別支援学級児童2人のほか、大多喜中学校の福祉学習として2年生10人も参加。曇り空で肌寒さも感じられたが、児童たちははだしで田んぼに入り、ぬかるむ土の感触に戸惑いながらも、一株一株、丁寧に苗を植えていった。次第にコツをつかみ、声をかけ合いながら作業する姿が見られた。
参加した5年の三宅夏帆さんは「苗はしっかり挿さないと浮いてくるので、浮かないようにするのが大変だった。この苗がお米になると思うと、とてもわくわくする」と話し、同じく5年の川崎護希君は「楽しかったが、等間隔で植えるのが難しく、一人で作業するのも大変。昔の人はすごい」と話していた。
関さんは「田植え体験は、自分の娘が小学生だった頃に父が始めた活動で、今回で24回目。今日は孫も参加している。これからもできる限り続けていきたい」と話す。
本年度着任した同校の太田達之校長は「地域の方々の協力の下、子どもたちが自然や農業に触れる貴重な機会となっている。今後も四季を通じた体験を大切にしながら、地域とのつながりを深めていけたら」と話す。