8月25日にアキバ・スクエア(東京都千代田区)で開催された「第4回 全国ふるさと甲子園」でいすみ市が準グランプリを受賞した。
ご当地グルメやロケ地などをアピールし、参加者が「行きたいまちナンバーワン」を決める同イベント。当日は全国から55地域の地方公共団体や地域活性化を推進する団体が出展した。
いすみ市からは、同市に映画やドラマ、情報番組などのロケを誘致し、シティプロモーションを目的としている団体「いすみロケーションサポート」と同市の若手職員などで構成される「チーム☆いすみ」がブースを出展。当日は同チームのメンバー25人が集まり、同市のロケ地とグルメをアピールした。
同チームは、ロケ地として映画「万引き家族」をPRし、サメを使った同市大原地区の漁師グルメ「じあとん丼」を提供した。そのほか、地元農家さんが生産したブルーベリーをそのまま冷凍した「フローズンブルーベリー」、同市を走るローカル線「いすみ鉄道」の記念マグネットを販売。
「チーム☆いすみ」の太田俊一さんは「今回ロケ地として『万引き家族』をPRした。かなり大きなポスターを展示し、これをメインにアピールした。お客さんには『(じあとん丼が)だんだんおいしくなっているね』『(会場が暑かったので)冷たいものが買えてよかった』と喜んでもらえた」と話す。「当日は『笑顔を絶やさず接客しよう』をテーマに、チームのメンバー全員で声を掛け合って、協力して運営することができた」と振り返る。
「準グランプリを受賞できて本当にうれしい。次に参加することがあれば、一つ上を目指したい」と意気込む。「ぜひ『万引き家族』のロケ地に遊びにきていただければ」とも。