月の沙漠記念像付近(御宿町新町)で2月24日、「しゃぼん玉パフォーマンス」が行われた。主催は御宿町商工会青年部。
館山市の海岸でパフォーマンスを行っていた「シャボン玉おじさん」の引っ越しをきっかけに同町商工会青年部が事業の一つとして継承することになった同企画。館山でのパフォーマンスを見た青年部員が「見ているみんなが笑顔になる」ことから同町でもパフォーマンスができないかと考え、「シャボン玉おじさん」に交渉。快く受け入れてくれたという。その後、しゃぼん玉液のレシピや道具のアドバイスなどを受け、テスト実施を行い、同町での公開にこぎ着けた。
当日は、砂浜にブルーシートを敷き、風向きを見ながら植物などにシャボン玉が当たらないように注意をしながら行ったほか、終わった後は青年部員が記念像の拭き掃除なども行った。
午前と午後の部で合わせて約250人が集まった。会場では、子どものはしゃぐ声が響き渡り、子どもの笑顔を見た大人の顔には自然と笑みがこぼれた。大きな玉ができると会場からは歓声が上がった。
青年部員の林雄一郎さんは「らくだ像の周りにたくさんの人が集まってワイワイできたのは何年ぶりかですごく楽しかった。子どもたちはシャボン玉を飛ばしたり、つぶしたり、大人は童心に返り、快晴にも恵まれ素敵な時間が流れていたと思う」と振り返る。「次回のシャボン玉イベントでは、少しでも御宿町が活性化してたくさんの人に楽しんでもらえたら」と意気込む。
次回開催は3月2日。希望者は実際にしゃぼん玉を飛ばすこともできる。開催時間は13時からを予定する(しゃぼん玉液がなくなり次第終了)。雨天・強風順延(3日が雨天・強風の場合イベント中止)。参加無料。