地域コミュニティー醸成を目的とした「みんなの食堂」が3月25日、勝浦市街地にある高照寺会館(勝浦市勝浦、TEL 0470-73-7474)で開催された。
同寺副住職の佐々木隆道さんが発起人となり、共働き家庭の子どもや高齢者の孤食、シングルマザー家庭の支援など幅広い世代の支援を目的に地域のハブとしてコミュニティー食堂を企画。
当日は、妻・奈緒美さんやその友人が現場を切り盛り。同寺の檀家や友人等の協力者が駆け付けた。コロナ禍前の2019年に新型コロナ流行前に寺市として1度開催した。
コロナ禍が一段落し、2月25日に食堂を再開、今回が2回目となる。今後は月1回のペースで実施していく。
かねて子ども食堂やコミュニティー食堂の開催を夢見ていた隆道さん。何年もかけて少しずつ準備を重ねてきた。
子ども食堂開催を目指し16年前から準備してきた。子ども食堂開設に必要な知識を徐々に蓄えてきた。
みんなの食堂では「みらいチケット」制度を採用。
「未来を担う子どもたちへ大人からの贈り物」という概念に共感した大人が300円のチケットを購入。子どもはチケットを使って無料で食事ができる。
今後は、宿題を持ってきたら無料でご飯が食べられるコミュニティー食堂開催も視野に入れている。「子どもたちのためにも、できるだけ続けていきたい。近くで見守っている大人の存在を子どもたちが感じてくれたら」と隆道さん。
次回の開催は4月8日の11時~13時15分。