大多喜町出身、都内で起業しUターンして地域を盛り上げようと活動する吉野絢香さんらが企画する仕事体験イベント「大多喜ッズ」が5月28日、大多喜城(大多喜町大多喜)で行われた。
吉野さんは都内で創業したイベント企画や映像制作などを手がける「Kiccake(キッカケ)」の本社登記場所を昨年、大多喜町内に移転。自身もUターン移住して町の活性化に取り組んでいる。
子育て層を中心に「大多喜マチルシェ」というマルシェ企画・運営コミュニティーや起業支援事業などを立ち上げ人をつなぐ事業を主に事業を育ててきた。
コミュニティーメンバーからの「子どもを連れていける場所がほしい」という声を受けて「大多喜ッズ」開催に至ったという。
今回は2度目の開催。前回770人だった来場者数は午前中の内に超えたという。「プロバスケ」「いすみ鉄道」「パン作り」など5つの仕事体験ブースでスタンプを集めると、会場で100円分会場で利用できる商品券と引き換えることができる仕組みなどで流動性を高める工夫を凝らした。
出店先や仕事体験ブースの内容を少しずつ変えながら、今後は毎年の開催を目指す。