いすみ市の主婦らが集まって組織する「いすみゴスペルクワイア」が現在、年末に大原文化センター(いすみ市大原)で予定するの1000人クワイアの開催を目指し練習に励んでいる。
4月20日に結成された同団体。毎月2回程度集まり、古民家シェアスペース「banboo base」(いすみ市山田)などで定期的に練習している。
主宰は、音楽家で発酵食の専門家でもあるいしだけいこさん。12年前にいすみに移住してきたが地域に音楽活動などがなかったため、10年ほど活動を休止。夫の逝去を機に地域活動に目を向けるようになった。
イベントなどで知り合った地域住民から「歌いたい」と相談を受け稼働することに。現在の団員数は15人。経験者や元歌手、元アイドルなどもいるが、未経験者も少なくない。
現在の団員は多くが都内や神奈川県などで何らかの音楽やサークル活動に参加していたこともあり、自然発生的に活動が始まったという。
同団は、譜面を読めなくても「歌いたい」という気持ちだけあれば入団を歓迎している。ゴスペルに加え、一般になじみの深い童謡や民謡も歌う。
既に6月11日に本番を経験。地元の葬儀店の協力で国吉駅近くの月虹ホールひきだ(苅谷)で2曲を披露した。
今後「夷隅ふれあい納涼まつり」(8月12日)、月虹ホールひきだ(11月23日)でステージを予定。
12月17日には、大原文化センターでチャリティーコンサート「外房1000人クワイア」の開催を計画し、現在団員を募集している。