勝浦市興津地域にゆかりのある男女が勝浦朝市で出会い、ポップ系バンド「おきつ楽団（通称＝オキガク）」を結成し、10月1日、地元で開かれた「眼鏡供養祭」のステージでもポップス数曲を披露した。

勝浦朝市を通じて知り合った2人がユニット結成

　オキガクは、ボーカル担当の「ハモコ」さんと、ボーカル＆ギター担当の「うめちゃん」から成るポップス系バンド＆ユニット。地域を盛り上げる目的でマルシェなどのイベントに出演を始めた。

　ハモコの本名は遠藤陽子さん。勝浦朝市で「絵描きの陽子」として活動する常連出店者。普段は朝市やマルシェなどで似顔絵を描いたり、イラストを商品化したものを販売したりしている。

　「うめちゃん」こと梅原慎吾さんは長崎県出身。大学卒業後、東京都庁職員に勤務、固定資産税担当などを歴任し、アートで地方創生をするリディラバに転職。スタディツアーなどの立ち上げや運営を経験し2カ月前に勝浦市に移住。

　10月1日、空き家活用担当として勝浦市の協力隊に着任した。

　朝市で写真撮影などをしている梅原さんに、アンティークショップで木曜の看板娘として勤務する遠藤さんを共通の友人が紹介。

　雑談の中で梅原さんが興津の公園でギターを練習していと聞き、歌が好きで地元でバンドを組む相手を探していた遠藤さんと意気投合した。

　「ポップス系バンドまたはユニットとしてみんなが知っている曲からコアな曲まで楽しく演奏する」とギター＆ボーカル担当のうめちゃん。今後は2人が別のバンド時代に作ったオリジナル曲をアレンジするなどして披露していくことも視野に入れているという。

　今後、空手道場王道館（興津）で開催される青空フリマ「OK It’s you!」（10月28日）、ブルーベリーヒル勝浦で開催される「一期一笑」（同29日）にも出演する。