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いすみ・大原商店街の衣料品店「せきとく」が閉店 最終日にコンサートも

「せきとく」外観。2、3階は社交ダンス用のホールとなっている。

「せきとく」外観。2、3階は社交ダンス用のホールとなっている。

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 地域住民に親しまれてきた衣料品店「せきとく」(いすみ市大原)が12月24日の営業をもって閉店する。閉店に伴い、営業最終日に有志らがコンサートを開く。

「せきとく」店内の様子。閉店を控え、ひっきりなしにお客様が来店。

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 同店は約70年にわたり衣料や祭り関係の商品を販売してきた。最盛期の売り出し日には店内で迷子が出るほど盛況の時代もあったが、施設の老朽化に伴い店舗の維持は困難と判断し閉店を決めたという。

 店舗2階は、先代の店主が趣味が高じて設けたダンスホール「潮騒ホール」があり、地域内外を問わず、練習のために多くの人が通った。3階はダンス仲間で開催するパーティーホールとしても活用されたという。

 今回、閉店を知った社交ダンス仲間が有志を集め、営業最終日にファイナルコンサートを企画。「あすなろギターアンサンブル【響】」が演奏することになった。

 店主の関郁子さんは、「コンサートの申し出を聞いた時、とてもうれしく、喜んで開催をお願いした。長年のご愛顧、誠にありがとうございました」と話す。

 コンサートは、13時30分開場、14時開演。入場無料。演奏は約1時間を予定。
閉店後、店舗は売却を予定。ホールで使っていたテーブル・椅子なども販売している。

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