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いすみの「かっつぁん家の軒下マルシェ」 名称新たに拡張した軒下お披露目

軒下スペースが広くなったため席数も増え、多くの人がくつろぐ様子が見られる

軒下スペースが広くなったため席数も増え、多くの人がくつろぐ様子が見られる

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 地元食材を活用した飲食店が並ぶ「かっつぁんの軒下マルシェ」が4月27日、「おにぎり工房かっつぁん」(いすみ市増田)で開催された。

「おにぎり工房かっつぁん」の坂本さん。チラシもリニューアルした

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 毎月1回、最終土曜に開いている同マルシェ。前回から名称を変更し、今回拡張した軒下スペースをお披露目した。

 同マルシェのきっかけは2020年のコロナ禍、「おにぎり工房かっつぁん」の坂本勝彦さんが中心となり、活動に窮していた飲食事業者と共に行ったドライブスルーマルシェが始まり。その後、同店のある地域の旧来の地名であった「中川」を冠した「ナカガワminiマルシェ」を毎月最終土曜に始めた。

 「地元の人にはなじみのある地名だが、遠方から訪れる人にとっては分かりにくく、名称の由来を聞かれた時に、主催者の名前と間違えられることもあった」と坂本さんは振り返る。

  出店者とも相談して新名称を検討し、「かっつぁん家の軒下マルシェ」としてリニューアル。同市の補助金なども活用し、新しいのぼりとチラシを制作、併せて、同マルシェの特徴でもある軒下を拡張した。

 「今回軒下が広がり客席が増えたことで、お客さまの滞在時間が増えた。店舗スペースも出店者ごとに確保し、客席との間に行き交うゆとりもできた」と坂本さんは話す。

 「地元の食材を活用して、おいしいものを作って提供したい飲食事業者たちと『食にこだわったマルシェ』を続けてきた。マルシェの出店者は7~10店ほどだが、内容に関しては出店数が40店規模のマルシェにも引けは取らない。軒下は、さらに拡張予定なので、ゆっくり過ごし、楽しんでほしい」とも。

 開催時間は10時30分~14時30分。次回は5月25日。

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