「鵜原・勝浦 入江と地酒・地ビールを巡るハイキング」が5月25日・26日、鵜原駅から勝浦駅にかけた湾岸線を中心にしたエリアで開催される。
普段入ることができない「勝浦塩製作研究所」。当日は見学と試食ができる(写真提供=一般社団法人勝浦市観光協会)
JR東日本と勝浦市観光協会による同イベント。駅を出発し徒歩で地域を巡るコースは、鵜原駅から勝浦駅に向かう全長約10キロ。「鵜原理想郷」「勝浦海中公園「めがね岩」など市内の名所を巡り、同市中心街に向かう。コース内には11カ所の立ち寄りスポットを用意する。
鵜原駅で受付後に配布するコースマップには、それぞれの立ち寄りスポットを紹介しており、一部の立ち寄りスポットでは特典も用意する。
新月と満月の満潮時の海水を使い、昔ながらの平釜式製法で塩を作る「勝浦塩製作研究所」を特別見学できるほか、地元の酒蔵「東灘酒造」やクラフトビール工房「スリラービーチブルーワリー」で試飲もできる。
同イベントは今月18日・19日にも開催し、2日間で延べ200人ほどが参加した。勝浦市観光協会の吉野孝士さんは「鵜原・勝浦の魅力を存分に味わえるコース。電車で参加できるので日本酒やビールの試飲も楽しめるのでは」と話す。
当日は、新宿駅からの特急列車「新宿わかしお1号」含め3本の特急が鵜原駅に臨時停車する。「普段、特急が止まらない鵜原駅にこの日は特別に停車する。都内からも乗り換えなしで来られるので便利」とも。
吉野さんは「海もあり山もあるコース。季節もよく白い砂浜と鮮やかなブルーの海岸で潮風を感じながら楽しめる。ハイキングを通し勝浦の魅力を感じると共に地域の人と交流するきっかけになれば」と参加を呼びかける。
受付時間は8時50分から12時。参加無料。事前申し込み不要で、誰でも参加できる。