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いすみ「ブルーム香房」で庭とハーブを楽しむマルシェ 県内外から21店出店

「Flower&Herb Broom香房」の東山早智子さん。コツコツと手入れをしてきた店の庭

「Flower&Herb Broom香房」の東山早智子さん。コツコツと手入れをしてきた店の庭

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 庭からの恵みをテーマにしたマルシェ「Broom Garden Marche(ブルーム・ガーデン・マルシェ)」が5月17日~19日の3日間、「Flower&Herb Broom(ブルーム)香房」(いすみ市岬町)で開催された。

マルシェには県内外から日替わりで21店舗が出店した

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 主催は、ハーブや草花苗を販売する同店。里山に囲まれた沼のほとりに立つ同店は2015年5月にオープンし、今年で9周年を迎えた。同イベントは、同店の庭の草花が「一番美しくなる」という5月に毎年開き、今年は3日間、日替わりで県内外から21店舗が出店し、延べ200人ほどが来場した。

 日替わりで、ガーデン雑貨や古道具、クラフト作品のほか、フードやスイーツ、野菜などを販売する店が並んだ。草木染めや新麦で作るヒンメリ体験、ハーブや花をかたどったボタニカルオブジェを作るワークショップなども開いた。

 同店では3日間、店主の東山早智子さんによる「里山野草とハーブの薬草茶作り」と「バスソルトサシェ作り」のワークショップを開催。会場は、ハーブの香りに包まれていた。東山さんは「疲れていても、ハーブの香りがすると癒やされたり、心が安らいだりするため、ハーブの持っている薬効の力を感じている。ぜひ体験してもらえたら」と話す。

 茂原市から初めて来場した50代夫婦は「湖のほとりに、このようなすてきな場所があるとは知らなかった。またゆっくり遊びに来たいきたい」と話していた。ボタニカルオブジェを作るワークショップに参加した市内在住の30代女性は「自分がかわいいと感じるものばかりの空間とアロマやハーブの香りに癒やされた。かわいいもの作りが体験できてとても楽しかった」という。

 東山さんは「オープン当初、この庭にいろいろな人が訪れ、のんびりと自然やハーブに癒やされるような場所を作れたらと思い、これまで少しずつ庭を作ってきた。この3日間も、遠方からもお越しいただき、多くの人が遊びに来てくれて、当初思い描いていた空間が何となく作れたと感じている」と振り返る。

 「今後は、里山の野草とハーブのお茶のブレンドなど、自分も勉強し、ハーブの魅力をもっと伝えていきたい。これからも、やれるとこまで続けていけたら」とも。

 同店の営業時間は11時~夕暮れ。月曜~水曜定休(不定期で日曜休み)。

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