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いすみで沖縄の文化に触れるトークイベント 三線ミニライブも

昨年開催された沖縄イベントでの三線ミニライブの様子(写真提供=北土舎)

昨年開催された沖縄イベントでの三線ミニライブの様子(写真提供=北土舎)

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 沖縄の魅力や文化に触れるトークイベント「王都・首里の街を楽しもう!」が6月9日、「いすみレンタルスペースNARUSE」(いすみ市大原)で開催される。

現在の首里城の様子。左側の巨大な倉庫の中で新しい首里城の建設が進められている(写真提供=東恩納朋子さん)

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 主催は大原駅前商店街にある民芸品店「北土舎」。店主の松村さんと親交のある国指定伝統工芸「首里織」の手織り職人の東恩納(ひがしおんな)朋子さんが「首里城だけではない首里地域のことを知ってもらうきっかけになれば」と企画した。

 琉球王朝時代の首都首里(沖縄読み=スイ)は、首里城をはじめ琉球王国の遺跡や文化が数多く残っており、琉球で生まれた唯一の染め物「びんがた」や「首里織」などが有名。2022年には、最新のびんがた・首里織の展示ギャラリーやオリジナルグッズショップも備えた「首里染織館suikara」がオープンし、沖縄の染め織りの魅力を発信している。 

 最近では趣のある沖縄料理店や個性的な商品を扱う店も増え、歴史ある建物と現代の街並みがミックスされた文教地区としても注目されているという。

 今回は、首里で暮らす東恩納さんが、今の地域の魅力や文化、楽しみ方について話す。三線奏者で美ら島沖縄大使(沖縄県観光大使)を務める宮里英克さんによるミニライブも開く。

 松村さんは「昨年9月に沖縄をテーマにしたマルシェを開いたが、多くの人が訪れ楽しんでくれた。沖縄の文化に興味のある人が多いことに驚いた。今回のトークイベントでは、いすみに居ながらにして、沖縄の今を知ることができる。よりディープな文化に触れてもらえたら」と参加を呼びかける。

 13時30開演。チケットは全席自由席で1,700円(ネット購入1,500円)。定員は先着30人。申込みは北土舎のウェブサイトで受け付ける。

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