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いすみで「建築士の日」に「ものづくり」体験 子どもに楽しさ伝える

昨年のイベントの様子。市内の小学生が参加。木材の特徴などの説明をしている酒井さん(写真提供=千葉県建築士会夷隅支部)

昨年のイベントの様子。市内の小学生が参加。木材の特徴などの説明をしている酒井さん(写真提供=千葉県建築士会夷隅支部)

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 小中学生を対象にした「ものづくり体験」イベントが6月30日、酒井工務店(いすみ市下布施)で開催される。

当日は、サポートで建築士会夷隅支部のメンバーが入る(写真提供=千葉県建築士会夷隅支部)

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 主催の千葉県建築士会夷隅支部が、7月1日の「建築士の日」にちなみ企画した。同イベントは、建築士と一緒に「ものづくり」を行うことで、地域の子どもたちに仕事の魅力を伝えることを目的に開催し、今回で2回目となる。昨年好評につき、今年は2部制で開く。

 講師を務める酒井工務店の酒井雅樹さんは大工で一級建築士。同市で父親が営んできた工務店を10年前に受け継いだ。

 当日は、木材でスマホスタンドを作る。酒井さんが作成した設計図を木材に転写し、カットから加工まで、大工が実際に使っている工具を用いながら完成させる。

 酒井さんは「人々の暮らしがある限り建築は必要とされる。必要とされるものを作る仕事は大変なこともあるが、楽しさもある。まずは楽しんで体験してもらえたら」と参加を呼びかける。

 対象は小学3年~中学3年生。参加無料。要事前予約。定員になり次第、受付終了。

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