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勝浦のキャンプ場で結婚パーティー 地域住民で特技持ち寄り盛り上げ

ケーキに模した丸太をチェーンソーで切る新郎新婦

ケーキに模した丸太をチェーンソーで切る新郎新婦

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 勝浦市に移住し結婚した夫婦の結婚パーティーが7月3日、勝浦のキャンプ場「BLACK RAMS」(勝浦市貝掛)で開催された。

新郎新婦を迎えたフラワーシャワーは、同市で花屋を経営する友人が用意した

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 新郎の林峰雄さん、新婦の菜月さんは2022年、それぞれ東京都、愛知県から同市へ移住。「勝浦朝市」や趣味のサーフィンをきっかけに多くの人と出会い、地域との交流を深めてきた。今回のパーティー開催に当たり、出会った人たちのそれぞれの特技を持ち寄り、企画ができたらと考えたという。

 当日は、地元住民や移住者など約40人が参加。生花店、写真家、鮮魚店、菓子製造者や製塩業、醸造家など新郎新婦の友人らが、それぞれの能力を持ち寄り会場を盛り上げた。

 花で装飾された会場では、ジビエや地酒など地域の食材を使った料理を提供、カツオの解体ショーやヌンチャクショーのほか、新郎新婦によるケーキカットも行われた。

 会場を提供した同キャンプ場のオーナー、齋藤祐之介さんは「企画は1カ月ほど前くらいから友人たちと相談していた。同市に暮らす人たちのそれぞれの能力を生かせた場となり、地元の人、移住者、性別も年齢もない、分け隔てなく皆が楽しんでくれたのでは」と振り返る。

  パーティー後半には、移住後、「ハヤシ林業」を創業した林さんにちなみに、ケーキに模した丸太を新郎新婦がチェーンソーでカットするパフォーマンスを行い、会場を湧かせた。

 林さん夫婦は「集まった人は、それぞれさまざまな才能を持っていて各分野で活躍している人たちばかり。今回、皆の力なくしてこのパーティーはできなかった。移住して2年目だが、勝浦で出会った友人たちと一緒にここまでの事ができるのだという姿を見てもらう機会になったのでは。これから勝浦へ移住を考えている人たちにコミュニティーへの飛び込みやすさを感じてもらえるきっかけになれば」と話す。

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