日本城郭協会(東京都品川区)が4月6日、「続日本100名城」を発表し、千葉県からは「大多喜城」(大多喜町大多喜)と「本佐倉城」(酒々井町本佐倉)が選ばれた。6月6日には同城に同協会より認定書が届いた。
同協会は2006年に「日本100名城」を発表。今回は「日本100名城」の基準を満たしながらも選定に至らなかったものを対象に、同会会員やファンらの推薦を受けた上で新たに100城を「続日本100名城」として発表した。
同城の正式名称は「千葉県立中央博物館大多喜城分館」。房総の中世・近世の城郭とそれに関わる武器・武具や調度品、武家社会や城下町の生活などに関する資料を展示している。
同館・主任上席研究員の高橋覚さんは「大多喜町と一緒にNHK大河ドラマ『本多忠勝・忠朝』の誘致活動を行っているので、今回の選定はありがたく思っている。城に関連する資料を積極的に展示していければ」と話す。
開館時間は9時~16時30分。月曜休館。入場料は、一般=200円、高校・大学生=100円、中学生以下・65歳以上=無料。