睦沢町の夏の恒例行事「納涼盆踊り大会」が8月4日、睦沢総合運動公園多目的広場(睦沢町上之郷)で開催された。
睦沢町商工会青年部主催で毎年開催している同イベント。コロナ禍でいったん途絶えたが、昨年、再開した。
当日は、睦沢中学校と長南中学校によるブラスバンド演奏や太鼓演奏、ダンスなどが披露された。最も盛り上がりを見せたのは抽選会。多くの参加者が会場に着くやいなや、抽選券になっているうちわを購入。抽選会の時間になると、うちわを握りしめ、抽選番号が呼ばれるのを心待ちにしていた。
広場には、かき氷や水あめなど多くの屋台が並んだ。屋台を手伝っていた男性は「昨年は雨の中での開催だったが、今年は天候にも恵まれて良かった。何より子どもが多く来場してくれて楽しんでいる姿を見られてうれしい」と話していた。
同青年部の吉野正記部長は「地域の人にとって、毎年恒例行事の盆踊り大会。年に一度、同級生に会える場にもなっている。商工会青年部の現在のメンバーは9人だが、先輩や地域の人にも手伝ってもらい今年も開催できた。準備は朝早くから行うので大変だが、自分が小学生の時からあった盆踊り大会の伝統を今後も引き継いでいけたら」意気込む。