御宿海岸(御宿町須賀)で6月8日から、「海の家」の設営が始まった。
「Beach House HINOMARU」の先祖代々受け継がれてきた看板
同海岸で現在設営している海の家は10店舗。全長約2キロにわたって真っ白な砂浜が広がる同海岸は童謡「月の沙漠」発祥の地としても知られている。
同町で民宿を経営する「ニュー日の丸」が出店する「Beach House HINOMARU」は、一足早く6月17日に営業を始める。同店では椅子席、座敷を合わせて最大100人を収容できる。
メニューは、「カレー」(700円)、「揚げたこやき」(500円)、「揚げもち」(200円)、「アメリカンドック」(250円)、「から揚げ」(500円)など。「かき氷」(400円~)はイチゴ、レモン、ブルーハワイ、抹茶、小豆をはじめとする16種類を用意する。
同海岸で60年以上続く海の家を経営しているという3代目店主の君塚勇気さんは「当店の売りはおいしくて早いカレー。注文が入ってからすぐに提供できる。海の家の並びでは自分が一番若い経営者。店舗のメイン看板のデザインは今年新しくした」と話す。「かき氷の大きさや、きれいな店内は毎年お客さんに喜んでいただいている。今年も多くの人に来ていただき、御宿の魅力を感じていただければ」とも。
海の家の営業期間は9月3日まで。