「第7回長南つなぐ市」が10月20日、長南町農村環境改善センター(長南町報恩寺)で開催された。
町産の米や農産物を使った飲食、農産物、ハンドメード品が並んだ
町の魅力や豊かさを再発見しながらそれを守り、生かしていくための活動に取り組む「ほぼ道の駅ちょうなんプロジェクト」のメンバーが中心となった「長南つなぐ市実行委員会」が主催した。同イベントは町民向けに年2回、「町の魅力を再認識し、町民同士がつながる」ことをテーマに開催している。
会場には町産の米や農産物を使った加工品や農産物、ハンドメード品が並んだほか、学校ボランティアの募集、縄ない体験、空き家・移住相談ブースなどが設けられた。町長とのおしゃべり会、郷土資料館の展示、福祉課の介護保険サービスの紹介ブースなどもあり、気軽に役場と町民をつなぐ場も設けた。町政70周年を記念して町のゆるキャラ「ちょな丸」も駆けつけ、平野貞夫町長と共に○×クイズに登場したり、長南音頭を踊ったりするなどして会場を盛り上げた。
今春に埼玉県から移住し、出店者やスタッフとして参加した同町地域おこし協力隊の佐藤広都さんは「初めて自分の栽培した米を販売し、予想以上に売れて驚いた。いろいろな人が話しかけてくれ地域とのつながりも増えた。次回はもっと売り方や見せ方を工夫したい」と話していた。
実行委員長の仁茂田祐基さんは「つなぐ市も7回目を迎えることができた。回数を重ねる度に、参加している皆さんとつながりが深まっていると感じている。これからも地域の皆さんと一緒に、つなぐ市を盛り上げたい」と意気込む。
次回の開催日は未定だが、今後も年2回開催していく。