いすみ鉄道の列車内で大多喜高校(大多喜町大多喜)マンドリン・ギター部の部員が演奏する「マンドリン・ギター列車」が6月17日、運行される。
同企画は、同鉄道が廃止の危機を迎えていた際に同校生徒が始めた「いすみ鉄道存続運動」の一環で、今年で10回目となる。
同部はマンドリン、マンドラ、クラシックギターなどの楽器をそろえ、1年生~3年生の23人で構成されている。当日演奏するのは2、3年生の14人。「丘を越えて」「青い山脈」「カノン」「世界に一つだけの花」など24曲を披露する。
同部顧問の今井智子教諭は「毎年乗車してくださった方には喜んでもらっている。遠くから来てくださる方もいる」と話す。「多世代が楽しめるよう、さまざまなジャンルから選曲した。乗車してくださる皆さんに楽しんでいただけるように一生懸命練習をしているので、ぜひご乗車いただければ」とも。
運行は、大多喜駅11時58分発~大原駅12時31分着、大原駅12時47分発~上総中野駅13時44分着、上総中野駅14時7分発~大多喜駅14時27分着。途中下車可能。予約不要。