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JR勝浦駅で「駅ピアノフェスティバル」 構内にピアノの音色響く 

40席ほど用意した観客席は満席になり、多くの人が演奏を楽しんだ

40席ほど用意した観客席は満席になり、多くの人が演奏を楽しんだ

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 誰もが自由に演奏を楽しむことができる駅ピアノで演奏を披露する「かつうら駅ピアノフェスティバル」が9月20日、JR勝浦駅で開催された。

各部門の優勝者。JR銚子駅で開催予定の「エキシビションコンサート」に奏者として招待される

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   「気軽にピアノを弾いてもらえたら」との思いから、地元音楽家が寄贈し設置された同ピアノ。寄贈者の希望で赤色に塗られ、同市の特産物のカツオや波をモチーフしたイラストが描かれている。

 同イベントは、ストリートピアノならではの演奏を披露する場として開かれ、今回で4回目。出演者を募集し、連弾部門4組、ソロ部門小学生以下の部6人、一般の部8人が出場した。今年は、昨年に比べ勝浦市内からの出場者が増加。昨年に続き今年も出場した人もいた。

 演奏曲はさまざまで、自身でアレンジをした曲を演奏する人もいた。曲のイメージに合わせて衣装を工夫する人も見られた。演奏が始まると40席の観覧席は満席になり、多くの人がピアノの音色を楽しんだ。

 全ての演奏終了後、優勝者を発表。優勝は、連弾部門=官川奈々子さん・富岡正子さん、ソロ小学生以下部門=上村花澄さん、一般(中学生以上)部門=橋口晶子さん。今回、特別賞も設けた。

 ソロ小学生以下部門優勝者で、勝浦市立豊海小学校5年の上村さんは「とても緊張したが、上手に演奏ができた。名前が呼ばれてびっくりしたが、うれしかった」と笑顔を見せた。 

 当日の様子は後日、ユーチューブで公開を予定する

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