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大多喜ハーブガーデン、「大多喜有用植物苑」に刷新へ 日本のハーブに注目

リニューアルに向けた思いを話す上村さんと森田さん

リニューアルに向けた思いを話す上村さんと森田さん

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 「大多喜ハーブガーデン」(大多喜町小土呂)が現在、2026年3月のリニューアルオープンに向けて準備を進めている。

説明会ではリニューアル工事が進む施設を見学。ドッグランも併設予定

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 同施設は大多喜ハーブガーデンとして約30年ほど親しまれていたが、昨年2月に閉館。「暮らしに息づく日本やアジアの植物文化を探求する庭」をテーマにした「大多喜有用植物苑」として新しくリニューアルオープンする。リニューアル後は、四季を感じられる庭を整備し、そこで収穫した素材を使った料理を提供するレストランやセレクトショップ、調香アトリエなどを備える。「植物との暮らしを体験できる庭」を目指すという。

 プロデューサーの森田紗都姫さんは「ハーブというと西洋のものをイメージしがちだが、日本古来のハーブもたくさんある。改めて自分たちの足元にある植物に目を向け、地域や歴史、文化に目を向けるきっかけとなる場所になれたら。全国的に見てもこのような施設はまだ少ない」と話す。

 11月27日には、新規スタッフ募集に合わせ採用説明会を実施。約30人が参加した。ディレクターの上村直人さんは「20~30代のメンバーを中心にプロジェクトを進めている。一緒に盛り上げてもらえたら」と話した。

 上村さんは「大多喜の豊かな自然環境に魅力を感じ、この場所に可能性を感じている。地域の人と交流しながら、地域外の人が大多喜町を訪れるきっかけになる場所になれたら」と意気込む。

 プレオープンは1月26日を予定する。

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