「大多喜ハーブガーデン」(大多喜町小土呂)が2月20日、「植物を生活に取り入れる知恵と文化に出合う」をテーマにした「大多喜有用植物苑」としてオープンした。
同施設は大多喜ハーブガーデンとして30年ほど親しまれていたが、2024年に閉園。新施設として工事を進め今回、ショップや食堂を含む温室エリアがオープンした。プロデューサーの森田紗都姫さんは「温室内には、沖縄や東南アジアの植物約300種が並ぶ。日本やアジアの観葉植物がここまで集まっているのは全国的に見ても珍しい。今後、それぞれの植物について情報を得られるような工夫も進めている。植物の知識だけではなく、生活に密着した情報も伝えることで、より身近なものとして感じてもらえたら」と話す。
食堂では施設内で育てたハーブなど使ったカレーや地元ジビエの料理を提供。ショップでは、環境に配慮した園芸アイテムのほか、ハーブティーなどを販売する。「千葉県には魅力的な作り手も多く、地域ならではの素材を生かした加工品も集めた」と森田さん。
オープン当日、市原市から訪れた男性は「大多喜ハーブガーデンの頃から定期的に訪れていた。多様な植物があり、とても面白かった。今回、どのように変わったのか気になって来た」と話し、開園後、温室内の植物を熱心に眺めていた。大多喜町在住の夫婦は「以前の施設からガラリと変わった。今後、ここが大多喜町を訪れる一つのきっかけになるのでは」と期待を寄せる。
4月1日には、現在準備を進めている外庭を含めた全エリアがオープンする。森田さんは「外庭には、日本ならではの植物が並ぶ。温室と雰囲気が変わるためそれぞれ楽しんでもらえるのでは。季節ごとに訪れることで、変化も感じることができる。園内を散策しながら、触ったり、匂いを嗅いだりすることで、五感で植物を感じてもらえたら」と来園を呼びかける。
開園時間は10時~17時。料金は、大人=500円、小中学生=300円(4月1日以降、大人=900円、小中学生=300円、犬=300円)。年間パスポートは2,800円。大多喜町在住者は無料。