外房エリアを中心に移動販売を行うフード出店者を集めた「マナカガminiマルシェ」が6月24日、いすみの「おにぎり工房かっつぁん」(いすみ市増田)で行われる。
同マルシェは2020年4月、コロナ禍による最初の緊急事態宣言発出時、さまざまなイベントが中止になる中で飲食事業者らが「皆で何かやろう」と始まったドライブスルーマルシェが母体。主催は同店の店主の坂本さん。
完全予約制で感染対策にドライブスルー方式を採用した。予約分を作るのでロスもなく、短時間でコンパクトに開催できるため出店者からは好評だったという。
毎週開催してたが、来店者との会話を楽しみたい気持ち、コロナ禍終息に伴いマルシェ開催が復活していくのに合わせ小規模なマルシェ形式になっていき、半年ほどで月2回開催へと移行。2021年4月には毎月1回の不定期開催になり、1年ほど前から毎月最終土曜に開催している。
各回、7~8店舗程度が出店。坂本さんが各地のマルシェで「目利き」して出店者に声をかけていき、現在は20軒程度の出店事業者が登録。順番に出店している。
「売り上げよりも来店者とのコミュニケーションを大切にする人に出店してもらっている」と坂本さん。
移住希望者やマルシェ初心者の相談にも気軽に乗っている。移住20年の経験を直接シェアし、出店指導なども行う。
開催時間は、10時30分~14時30分。雨天決行。