いすみの「国吉農園」(いすみ市苅谷)に7月22日、観光農園「ブルーベリーつみとり園」がプレオープンする。
代表の宇田川さんは2018(平成30)年、いすみへ移住。東金の千葉県立農業大学校で、ブルーベリー栽培について学び、2019年に就農した。
宇田川さんは観光農園を開きたいと思い、各地のフルーツ狩りを巡りブルーベリーの摘み取りが印象深かったことが開園のきっかけ。
イチゴ狩りなどと違い、大規模施設の準備もなく、品種によっては手軽に地植えからスタートでき、さらに無農薬での栽培が可能なのも理由だったという。
これまで、いすみのブルーベリー振興会を通じてふるさと納税や市内の直売所への出荷がメインだったが、一般客を招くイベントは初となる。来年の本格オープンに向け、客層やニーズを捉えるのが狙い。
「いすみという自然豊かなところで実際に摘み取って食べると全然違う。ブルーベリーは種類も豊富で、当園では30種類にも及ぶ。ぜひ食べ比べて楽しんでほしい」と宇田川さん。
開園時間は9時~16時。土曜・日曜・祝日に開催。なくなり次第終了。プレオープン料金は、大人(中学生以上)=600円、小学生=300円、幼児無料。持ち帰りは100グラム200円。