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御宿で盆踊り 地域に伝わる「房州御宿音頭」を楽しんで

「交流スペースかぐや」で手作りの垂れ幕を作成した

「交流スペースかぐや」で手作りの垂れ幕を作成した

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 「房州御宿音頭盆踊り」が8月3日、御宿ホール(御宿町須賀)前広場で開催される。

参加する中学生の浴衣の着付けをする「かぐやメイト」。当日は浴衣の貸し出しも行う

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 房州御宿音頭は、同町岩和田地域でかつて活躍した海女(あま)の恋歌で、海女の海水を拭う動作なども取り入れた振り付けと房州弁による歌詞が特徴。地域での盆踊りや小学校の行事の際に踊られていたが、現在は岩和田地域の小学校が閉校し、地域の行事も減ったことで踊る機会も減っていた。「交流スペースかぐや」で多世代交流活動するボランティアグループ「かぐやメイト」のメンバーが3年ほど前、「御宿の文化である房州御宿音頭を地域の人と楽しみながら継承していきたい」という思いから、房州御宿音頭を広める活動を始めた。

 「夏休みの時期に昔ながらの盆踊りを房州御宿音頭で、子どもからお年寄りまで地域の住民と楽しめたら」と、「かぐやメイト」、同町の子育てボランティアグループ「かぐや de アミーゴ」、同町で地域活性に取り組む民間企業「ポケットカンガルー」が共同で企画した。

 房州御宿音頭を普及するボランティアグループ「かぐやメイト」の金井秀子さんは「参加者だけでなく企画に携わっている人たちも楽しんでほしい。特に今回は初めて複数の団体による共催という形で運営している。いろいろな年代やグループの人が参加してくれると思うので、交流を広げて仲良くなってもらえたら」と参加を呼びかける。

 開催時間は17時~19時。雨天時は御宿ホール内で開催。

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