手作りしょうゆの交流会「いいじゃんフェスタ」が2月9日、大多喜ハーブガーデン(大多喜町小土呂)で開催される。主催は、かずさ手作り醤油(しょうゆ)の会「いい醤(じゃん)」。
しょうゆ搾りの実演には毎年多くの人が集まる(写真提供=かずさ手作り醤油の会)
「みんなでおいしくて安心なしょうゆを手作りして楽しもう」と手作りしょうゆの会として、2016(平成26)年に発足した同会。外房地域を中心に現在、400人以上の会員がおり、数人から十数人のグループに分かれて1年かけてしょうゆを造っている。会員の中に、飲食店や食品加工業を営む人、クラフト作家も多かったことから、それぞれが商品を持ち寄り、マルシェを通して交流ができたらと考え、2022年に第1回を開催。今回で4回目。
当日は、弁当やおにぎり、パン店など46店が並び、それぞれのグループで手作りしたしょうゆを使った商品を販売する。実行委員長の坂本勝彦さんは「しょうゆを調味料として使うだけではなく、搾った後に出る『もろみかす』を使ったパンや焼き菓子、タレなどの加工品も並ぶ。それぞれの店がこの日のために工夫を施し、この日のための商品を販売する」と話す。
会場では、手作りしょうゆの味比べもできる。「同じ材料、作り方でもグループごとに違う味になる。手作りならではの味の違いを感じてもらえたら」とも。
「当日はしょうゆ搾り体験も行う。搾りたてのしょうゆを味わいながら、新しい出会いを楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。入場無料。雨天決行。