
黄色いものが写っている写真をSNSに投稿して、いすみ鉄道への応援を表現する企画「いすみ鉄道イエローキャンペーン」が1月25日に始まった。
主催は「いすみラーニングセンター」。昨年10月の脱線事故の影響で長期運休となっているいすみ鉄道を応援したいと考え企画。いすみラーニングセンターは「地方のくらしとビジネスの可能性を探求する」をコンセプトに月1回、関東近郊からいすみ市に集まって、移住者訪問や学生を交えたワークショップなどの企画を行っている。
キャンペーンは、いすみラーニングセンターの金谷聡史さんが企画立案。賛同したメンバーがポスターを制作し、大原駅にポスターを掲出した日には皆で集まり持ち寄った黄色いものをモチーフにモデル投稿した。黄色の色を選んだのはいすみ鉄道の車両が黄色であることから。
金谷さんは「普段は沿線空間クリエーションと題してローカル鉄道の沿線空間の研究を行っている。沈黙が続くいすみ鉄道を少しでも盛り上げて広めたいと考え、キャンペーンを企画した。『#拝啓いすみ鉄道様』といすみ鉄道に手紙を送る気持ちで、地元の人でも遠方の人でも応援の気持ちを手軽に発信してほしい」と参加を呼びかける。「菜の花が満開になる頃には、いすみ鉄道に満開の黄色をお届けしたい」とも。
参加方法は、いすみ鉄道の車両カラーをモチーフに身近にある黄色いものの写真を「#拝啓いすみ鉄道様」を付けてSNSに投稿する。3月末までを予定。