
高秀牧場ミルク工房(いすみ市須賀谷、TEL 0470-62-6669)が3月1日、春限定のジェラートを販売する「スプリングフェア」を始めた。
同工房では、牧場の搾りたて牛乳を使い、季節の素材と合わせてさまざまなジェラートを販売している。同工房の馬上温香さんは「ジェラートから季節を感じてほしいと考え、1月はイチゴ、2月はチョコレートをテーマにフェアを開いた。3月は春をイメージし、桜や菜花を使ったジェラートをそろえた」と話す。
同牧場では 同市にある福祉施設「ピア宮敷」と共に農福連携の一環として菜花をの栽培をしている。今回、畑で栽培した菜花にバナナを加え「菜バナナ」味のジェラートを新たに発売した。馬上さんは「菜花は、千葉県ならではの食材。バナナと一緒にしたことで、菜花の風味や食味を残しつつ、食べやすさが生まれた」と話す。
そのほか、「桜みるくフレーバー」にホワイトチョコをミックスした「桜ホワイトチョコレート」、自家製の求肥(ぎゅうひ)を混ぜた「桜餅」、大多喜町で栽培されたローゼルを使った「いちご&ローゼル」、「よもぎ餅」の5種類を順次、発売する。
馬上さんは「収穫を終えた菜花畑には黄色い花が咲く。今年は例年より少し遅く3月下旬ごろが見頃になるのでは。4月上旬には桜も開花する。ジェラートを味わいながら牧場の景色と共に、春を感じてもらえたら」と呼びかける。
価格は、キッズ=290円、シングル=430円、ダブル=560円、トリプル=750円。ワッフルコーンは50円追加。営業時間は10時~17時。フェアは、桜が散るころまで開催を予定。