国際武道大(勝浦市新官)の学生2人が、「カッピービジターセンター」(勝浦市墨名)の敷地内で金曜日限定オープンのコーヒーショップ「居座珈屋(いざかや) ITOMORI COFFEE」を始めて1カ月がたった。
経営するのは同大3年生で、バスケットボール部の金森僚さんと伊東司さん。夜に集まれる場所やコーヒーが飲める場所が少ないことから、もともとコーヒーが好きだった金森さんが西船橋のコーヒースタンドを見て「これなら自分でもできる」と思い、自身でコーヒーショップを立ち上げることを決めた。同じ部に所属しコーヒーに興味があった伊東さんを誘い、2人で始めた。
コーヒーは浅いりと深いりの2種類(各400円)を用意する(アイスは500円)。豆は週によって変わるという。
金森さんは「もともと居酒屋のごみごみした感じが好きなのと、居座ってほしいという願いを込めて『居座珈屋(いざかや)』と名付けた。『ITOMORI COFFEE』は2人の名字にちなんで名付けた」と笑顔で話す。「店舗内だと一緒に来たお客さん同士がグループになって席に座るが、外だといろんなお客さんが来て積極的に会話が生まれ、みんなで交流ができる。楽しい空間をみんなで共有したい。花金なので、コーヒーで平日の締めくくりをしていただけたら」とも。
伊東さんは「普段コーヒーを飲んでいる方にはよりおいしいコーヒーを、普段飲まない方には『コーヒーは苦い』という概念を変えられるコーヒーを提供する」と意気込む。「夜に時間があったら、ぜひ来てほしい。コーヒーを片手に人とのコミュニケーションを楽しんでいただけたら」とも。
営業は毎週金曜日。営業時間は18時~24時。