御宿で9月1日、「伊勢えび祭り」が始まった。
御宿で捕れるイセエビを活用して、観光客を誘致することを目的としている同イベントは今年で19回目の開催を迎える。イセエビを使った料理を提供し、宿泊と食をセットとした取り組みをアピールし、宿泊客の増加を狙っている。昨年は期間中の「ビッグイベント」で3万人の来場があった。
期間中は同町の宿泊施設や飲食店などの協賛店がそれぞれのオリジナルメニューを提供するほか、期間中の土曜・日曜・祝日には月の沙漠記念館(同町六軒町)前でイセエビやサザエ、地域の農産物などの直売が行われる。
9月9日と10月14日には「ビッグイベント」が開催される。2日間、イセエビ(2匹)・サザエ(2つ)のセット=4,000円、イセエビのつかみ取り(2匹まで)=3,000円を販売。イセエビ汁も無料配布する予定。
同町のイベント担当者は「外房・御宿でとれた生きのいいイセエビを味わっていただきたい。できれば宿泊もしてもらい、秋の魅力を存分に楽しんでいただければ」と話す。
ビッグイベントは9時から。10月31日まで。