勝浦市内で初開催となるスイーツと音楽のコラボイベント「KATSUURA SWEETS & MUSIC FESTA」が5月3日・4日の2日間、勝浦中央海岸に設置された多目的スペース「KATSUURA SEASIDE BASE」で行われた。
KATSUURA SWEETS & MUSIC FESTA出演の勝浦中学校吹奏楽部
「コロナ禍で発表の場を失っていた子どもたちに楽しくのびのび参加してもらえる場所を提供できたら」と、プロミュージシャンの倉橋定良さんが企画を主導した。
「海の本当に目の前で野外フェスを行ったのは初めてのことだと、地元の方々に驚かれた」とも。ステージMCは外房経済新聞編集部の工藤汐莉さん、六崎美月さんが担当。地元ミュージシャンの飛び入り参加なども見られた。
キッチンカー出店は大人だけでなく子どもも楽しめるよう、スイーツを主体に提供するキッチンカーに限定。両日合わせ20店を超えるスイーツ店が軒を連ねた。
3日のオープニングでは勝浦中学校吹奏楽部が演奏。嵐の「Happiness」が演奏されると会場が一体となり手拍子で盛り上がりを見せた。
よさこいサークル「奏琉~勝浦」の演舞では縦3メートル×横4.5メートル、重さ3キロの大漁旗と一体感のある躍りが会場を沸かせた。その後のフラダンス、ベリーダンス、ボサノバ、沖縄三線が披露されると、のんびりとした雰囲気が会場を包み込んだ。
100席近く用意された客席は両日共、ほぼ満席に。連休をゆっくり楽しむために訪れたという近県から参加した家族連れ、学校の友人が出演するので応援のためにみんなで来たという中学生など、地域の人々とともに県外からの観光客もイベントを楽しんだ。