一宮の地元農家が主催し今回で17回目となる「渚のファーマーズマーケット」が5月28日、一宮海岸広場(一宮町船頭給)で開かれる。
「地域を盛り上げたい。朝市を開いてみたい」との思いから始まった同マーケット。毎回3000~4000人の来場があるという。
花卉(かき)園芸農家の長谷川さんが会長、トマトやメロン農家の石井さんが副会長と兼務して音響担当を務め運営する。
「春夏」「秋冬」シーズンの年2回実施。今回のテーマは「ハワイ」。「自然の恩恵で私たちは美しい虹を見ることができる。いつも元気に、自然への感謝を忘れないように。おいしいもの、すてきなもの、楽しいこと、笑顔がいっぱいのマーケットに」との思いから「No Rain, No Rainbow」をキャッチフレーズに据える。
出店内容やフード・ドリンクメニューは海らしさをテーマに。ステージ出演者にもフラやタヒチアンチームを打診した。
会場にはハイビスカスの装飾を凝らし、南国の雰囲気を前面に押し出し開催する。
当日は、生花の長谷川農園、トマトの石井農園、自然栽培米のつるかめ農園、農薬化学肥料不使用の野菜「ミナモトファーム」、本納ネギの「ねぎぼうず」、野菜と自家野菜の加工品販売の「あいこ農園&ハチノオカ珈琲(コーヒー)」、新タマネギ販売の「外房加藤農園」などが出店。
さらに30店を超えるフード屋台が出店するほか、10台のキッチンカー、雑貨など合わせて100店以上の出店を予定する。
開催時間は10時~16時。一宮町役場と連携し、町役場の駐車場に当日9時から駐車可能。無料送迎バスで会場とのピストン輸送も予定している。