いすみ鉄道路線内7つの駅で子ども駅長を務める「体験型探究学習」プロジェクトに参加希望する子どもを現在、「Kiccake(読み)」(大多喜町中野)が募集している。
大多喜町にUターン移住した吉野絢香さんが経営する同社。故郷を盛り上げようと「DAO子ども会社」を開設し、大多喜の象徴「いすみ鉄道」に働きかけ最初のプロジェクトを立ち上げた。
DAO子ども会社は、子どもたちが自ら考え行動する力を育む目的で結成。大多喜に関連する企業や団体が抱える課題を体験型探究学習の一環として解決する。
「分散型自立組織」の形を取り、特定のリーダーを置かず、参加者全員が平等な立場で組織運営を行う仕組みでの運営を考えているという。参加する子どもたち一人一人の自立性を高め、自信を生み出す試み。
今回、7月23日にいすみ鉄道から「駅長任命」を受ける。各駅を調査、仕事体験を通じてレポートを作成。課題を発見し、解決に向けたアイデアを提案する流れ。8月23日には各自が考えた企画を発表し合う発表会も予定。
応募はインスタグラムのDMで受け付ける。