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いすみで「自然栽培実践セミナー」 野菜作り通して、地域と交流

自然の循環をベースとした農法を学び、農地で実際に作業を行う(写真提供=いすみ自然栽培ネットワーク事務局)

自然の循環をベースとした農法を学び、農地で実際に作業を行う(写真提供=いすみ自然栽培ネットワーク事務局)

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 いすみ市で開講される「ステップアップ自然栽培実践セミナー」の2024年度受講生の募集が2月1日、始まった。主催は「いすみ自然栽培ネットワーク」。

座学では、栽培技術のほか、食の安全と健康、土壌微生物や野菜調理などについても学ぶ(写真提供=いすみ自然栽培ネットワーク事務局)

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 同講座は農薬、化学肥料、動物性有機肥料に頼らず自然の循環をベースとした持続可能な農法「自然栽培」学ぶ講座として2020年に開講。2021年より同団体が主催し、毎年開いている。

 4月から12月まで、いすみ市内の同市の農地で、土作り、定植、収穫など、講義と実習を行う。講師は、同市で長く自然栽培で野菜作りをしている棚原力さん。長年の経験やノウハウを実際の作業を通して伝える。

 参加者は、慣行農法からの転換を考えている人や家庭菜園から一歩ステップアップしたい人、自給農を目指す人が中心だが、未経験でこれから野菜作りに挑戦したいという人も多い。千葉県内だけではなく、都内から通って学ぶ人もいる。

 事務局の伊藤幹雄さんは「野菜作りをきっかけに、人との出会いの場になっている」と話す。

「1年間共に学ぶことで親しくなり、その後、交流が続いていくことが多い。講座をきっかけに市内に家と土地を購入し移り住んだ人もいる。野菜作りをきっかけに、地域のことを知り、つながりができれば」とも。

 参加費は全10回で7万2000円(昼食代含む)。申込は専用フォームから。募集期間は、3月20日までだが定員になり次第、受付終了

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