勝浦市の墨名市営駐車場で6月3日、「第15回勝浦港カツオまつり」が開催される。
千葉ブランド水産物に認定されている「勝浦産ひき縄カツオ」を、イベントを通して多くの人に知ってもらい、地域の水産業が活性化することを目的として勝浦市が主催している同イベント。
当日は勝浦で水揚げされたカツオの販売や「カツオのたたき」「カツオの刺し身」「カツオの漬け丼」「きんめ汁」など魚介類を使った料理や水産加工食品、勝浦市の地酒(腰古井・東灘)、飲食物などの模擬店50店が出店される。
特設ステージでは「よさこいソーラン」や「ダンスパフォーマンス」、国際武道大学沖縄県人会による「エイサーの演舞」が披露されるほか、「体験入札」も行われる。
併せて、親子で楽しめる「キッズコーナー」を設ける。同コーナーでは「縁日」、千葉県マスコットキャラクター・チーバくんや同市マスコットキャラクター・勝浦カッピーなどと一緒に撮影できる「ゆるキャラとの記念撮影」、鴨川シーワールドが用意する「タッチプール」、千葉テレビ放送で放送されている子ども向け番組「チュバチュバワンダーランド」のショーなどが行われる。「タッチプール」ではカニやヒトデなど磯に生息する生き物と触れ合うことができる。
参加型企画として「ところてんの早食い競争」「魚のさばき方教室」が開催される。
同市農林水産課水産係の忍足俊樹さんは「これまでの開催はカツオを売ることがメインで、模擬店の出店数も25店舗程度だった。今年は『まずイベントに来ていただいて、楽しんでもらう』ことをメインにし、模擬店も倍の50店舗に増やしたため、その場で色々な飲食物を味わうことができる。多世代が楽しめるイベントなのでぜひ足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は8時30分~15時。当日は同市役所から会場を結ぶ無料シャトルバスを運行する。「ところてんの早食い競争」「魚のさばき方教室」の参加希望者は5月28日までに申し込みが必要。